何年か前のウーロン茶のCMで「私シジョウ最高彼氏」というコピーがありましたが、ここでのシジョウは自分の歴史の中で最高の彼氏という意味で、漢字は「史上」が当てはまります。
でも、同様の使い方で「至上」という漢字が使われているケースが数多く見られます。
[例]
・昨年は観測至上最高の暖冬となった
・至上最高額の移籍金が話題に
・至上最高得点をマーク
・至上最も過酷なレース
・記録至上最も早い開花
・犯罪至上最も凶悪な事件 etc……
「至上」は最上・最高という意味なので、何かが最高であるという事実を伝えようとする文章でなんとなく使ってしまいそうになりますが、上記のようにして使うと「歴史上」という意味そのものが文章中からなくなってしまいます。
表現方法として例えば「今世紀至上最高の芸術作品」というようにして敢えて重複表現をする場合も有り得ますが、この場合は初めから歴史上という意味での使用ではありませんので例外になります。
「~至上最も」

