Web上だけでなく、近頃はテレビでも耳にするようになったよく分からない表現。
「全然分からない」のか、それとも「よく分からない(少しは分かっている)」のかいったいどちらなのでしょう。
かなり普通に使われている気もするのですが、使う心理を考えてみました。
【1】「全然分からない」のか「よく分からない」のか、そもそもよく考えずに言葉を発している状態。
【2】「分からない」と言い切ってしまうことに対する躊躇の表れ。
【3】「全然」という言葉の内に「分からないことの何が悪いのだ」という開き直りの意志が込められており、それに対する反感を弱めるために「よく」を添えて表現をぼかしている。
【4】「よく分からない」という気持ちを、「全然」をつけることによってはっきりと宣言、強調している。つまり、「全然」が「分からない」ではなく「よく分からない」にかかっている。
検索結果を見ても、その多くは1の理由であまり考えずに使っているのだと思うのですが、それらの中にも2~4、或いはその他の心情を様々な割合で含んでいるのではないでしょうか。
「全然よく分からない」 (本日現在 約 352 件)
「さっぱりよく分からない」(本日現在 約 138 件)
「まったくよく分からない」(本日現在 約 171 件)
「意味」よりも「気分」を伝えることを優先した現代的な表現なのかもしれません。分からんけど。

