怒り浸透:怒りがジワーッと心の中に浸透してくる様子
慣用句「怒り心頭に発する」から派生したとみられる新語表現。
多くの人が「心頭」の誤り(誤変換)としてではなく、自ら意図して「浸透」を使用。
[例]
・心は怒り浸透し、顔色、表情がかわる
・怒鳴りたくなるほど怒り浸透しました
・僕としては、怒り浸透中です
・怒り浸透してアタマに血がのぼった
etc……
「しんとう」が「心頭:心。心中。」であるという認識はなく、“自由な発想”で「浸透」を選択している。
「怒り心頭に発する」という言葉全体の意味を保持したまま「怒り心頭!」と略す表現(習慣)がすでにある程度一般化しており、その言葉を耳で聞いて新たに意味を付与し「怒り浸透」と脳内変換した結果なのではないかと推測できる。
「怒り浸透」を知る為のgoogle検索。(本日現在 約 760 件)
言葉通りの意味において正しい使い方と、やっぱりなんだかおかしい使い方とが混在している類似表現
「怒りを浸透」(本日現在 約 9 件)
「怒りが浸透」(本日現在 約 46 件)
そもそも「怒り」って浸透するものなの?
関連:「怒り心頭にどうするの?」
「心頭を滅却すれば火もまた涼し」の心頭ですよ。

