[検索例]
- 何故なら母に怒らえるからだ!!
- 人間怒らえるとかなりストレスたまるんだネ。
- 指定席に乗って駅員さんに怒らえるetc……
「怒らえる」を知る為のgoogle検索。(本日現在 約387件 実質160件)
たくさんのブログで何故か「怒られる」が「怒らえる」になっちゃってます。
エントリーを読むと中高生ぐらいの文章が多いようですが、社会人らしき人の文章もあります。
とりあえずこうなる原因を3つ考えました。
キーワードは、「知らない」「カワイイ」「タイプミス」。
1.「知らない」
子供の頃にこう覚えてしまって修正の機会を今日まで持ち得なかった。
3つの中で最も“残念な”原因と言えます。
2.「カワイイ」
「怒られる」が正しいと分かっているが、なんかカワイイのでこの表現を好んで使っている。
子供同士のメールのやりとりぐらいなら文字通りカワイイものでしょう。
3.「タイプミス」
そのまんま。気付けよって感じですね。
「怒らえる」が、「可能」と「受け身」の「られる」が「らえる」に変化してそうなったものだとすれば、他にも同様の間違いが数多く存在しているはずで、いくつか考えつくものを検索してみました。
「見らえる」(実質 17件)
さそり座が見らえるのは夏じゃなかったっけ?
「続けらえる」(実質 12件)
この仕事を続けらえるかわからない
「答えらえる」(実質 19件)
はい、いいえで答えらえる質問
「教えらえる」(実質 21件)
義務教育期間において教えらえるべき漢字の範囲
まだ探せばたくさんあると思いますが、どれも「音」で覚えてそのまま疑問を持つことなく脳内で確定してしまったと考えられ、発音のしやすさが言葉の「活用」を超越した例と言えるのかもしれません。
いずれにしても、どれも普通に変換候補には出にくい表現ばかりで、いったいどうやって確定させているのかとても不思議です。
最後に、これらの表現について、方言からきているのではないかという意見は当然あると思います。
私自身東北地方の人間ですから、地元での会話では普通に「怒らえる(おごらえる)」と言います。
いわゆる「なまっている」状態ですが、だからと言ってこのような表現を、書き言葉の中に何の脈絡もなく使うということはありません。
方言そのものをテーマに文章を書いているとかなら別ですが、いわゆる標準語ベースで書かれている普通の文章の中に唐突に出てきたらやはり不自然だし、ウケを狙ってわざと書いたものでもない限りそれがどういう意図であれ、間違っていると判断されるのは仕方のないことだと思います。
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