(素朴なギモンシリーズ)
「無料でもらえる」或いは「タダでもらえる」という言い方は普段の会話で普通にすると思うのですが、では「有料で買える」という言い方はどうでしょう。
どちらも重ね言葉なのに、何故か後者に微妙な違和感があるのは私だけでしょうか。
[検索例]
- カップラーメンやスナック菓子が有料で買える。
- 有料で買えるデジタル情報も日々増えている。
- ゲーム内通貨が普通に有料で買えるみたいだしetc……
勝手に思うに、例えば会話の中で「○○がもらえるんだよ」というのが出てきた場合、相手はその物によっては「エッ、それタダでもらえるの?」と聞き返すかもしれません。
「もらえる」には「(本当は有料だけど今回は)もらえる」或いは「(もらえそうにないものが)もらえる」というようなニュアンスがついてくるんじゃないでしょうか。
だから、それを聞いた相手は確認の為に「タダで?」と聞き返す。そして、そのことが(無意識にでも)予想されるので、話す方が予め「タダで」を付け加えるのが習慣化し、その言い回し自体が日常的なものになったのではないでしょうか。
対して「買える」は、この言葉自体がすでに「お金を支払う」ことそのものを意味しているので、ここに更に「有料で」を付け加える必要がないし、「お金を出しさえすれば(本来売っていないものを買うことができる)」というニュアンスはまだそれほど強く持たせられていない為、ここに「有料で」を加えると“クドく”なってしまうんじゃないでしょうか。
「お金を出しさえすれば」のニュアンスをはっきり伝えたいのであれば、その場合は普通に「販売している」或いは「販売もしている」という言い方で代用できる気がします。
でもこれは、違和感がない人にはまったくないのかもしれません。
今日はいつもと違うパターンのエントリーでしたが、ちょっと前から気になっていたので書いてみました。
「有料で買える」を知る為のgoogle検索。
(本日現在 約 11,200件の表示で実質34件)
「無料でもらえる」を知る為のgoogle検索。
(本日現在 約 245,000件の表示で実質776件)

