「(最初の予定とはビミョーに違っちゃったけど)でもそれはそれでちょっと面白いかも。」
みたいなニュアンスを表すときに「それもまた一興(いっきょう)」などという言い方をしますが、この「一興」が「一考」になっているのを見ることがあります。
「一興」を「いっこう」と読み、あとから書こうとして「一考」で確定してしまったんじゃないでしょうか。
[検索例]
- 駄目ならダメで潔くやめるというものもそれもまた一考です。
- ちょっと回り道になったけど、それもまた一考、でした。
- 田舎を走るコミュニティバスの旅、それもまた一考かな。 etc……
ただし、検索結果中「(それもまた)一考の余地がある」「(それもまた)一考に値する」「(それもまた)一考の価値がある」などのように文章が続いている場合は、それぞれ意味の通った言い方になるのでこの例には当てはまりません。
【一興】:ちょっとしたおもしろみ。それなりの楽しみ。「それもまた―だ」
【一考】:一度考えてみること。「―に値する」「―を要する」「―した上で返答する」
(by Yahoo!辞書)
「それもまた一向」というのもたくさんあるんですけど、どういう意味なんでしょう……。

