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2004年07月29日

「それ何処じゃない」

「それどころじゃない」⇒「それどこじゃない」⇒「それ何処じゃない」の変化と思われます。

用例:仕事が忙しすぎて今それ何処じゃないよ

若者言葉らしい省略表現を更に当て字に代えた、ハイパーなfaint memory。
冗談で使っているのか本気でこの字でいいと思って使っているのか判別不可能。

「それ何処じゃない」を知る為のgoogle検索。(本日現在約20件)
今後増殖の予感・・・


ちなみに「お食事どころ」は「お食事処」

2004年08月03日

「不足の事態」

意味:予測以上に数が足りなくなること

ではなくて、殆どの場合においてこれは「不測の事態(予測できない事態)」の誤りです。
日常会話にあまり出てこない言い回しということもあり、企業や大学などのお堅いサイトが目につきます。

検索例:「不足の事態に備えて」

※単に「○○不足の事態」のようにして何かが足りない(足りなくなる)状態を表している場合も多くあります。
例:電力不足 財源不足 予算不足など

あと「不足の自体」も多数ありますが、これは読みが一緒なだけで意味付けのしようがありません。できるならばもうちょっと面白く間違えていただきたいものです。

2004年08月09日

「気にってます」

もしかしてこの表現、わざとなんでしょうか。
使用例:「自分的にけっこう気にってます」「大変使いやすくて気にってます」など

当初単純に全て「気に入ってます」の“打ち損じ”かと思いましたが、それにしても数が多いです。
「気にってます」(約1,400件)
「気にってる」(約1,350件)

考えうる使用パターンの内訳はおそらく以下の3つ。

  1. 単純なタイプミス
  2. 「気持ち悪い」を「キモい」と表現するのと同様の、若者言葉としての意図的な短縮表現
  3. 小さい頃 「一応」を「いちよう」と覚えてそのまま使っているのと同様の、耳から入ってそのまま覚えてしまったパターン(本当にこういう言い方だと思っている)

一つの文章中に「気にってます」と「気に入ってます」の両方が入っているケースが多いことから実際にはこれらの多くは単純なタイプミスである可能性が高いのですが、Web上にこのような間違いが増えるにつれて今後2、或いは3のパターンで使用する人がどんどん増えていくような気がしてなりません。

今現在2、或いは3の使い方をしたことがある人がどれぐらいいるのか、私は今大変気にっています(気になっています)。(←こういう使い方もあり?)

2004年08月11日

「邪の道は蛇」

意味:へび年生まれの人は根拠もなく「性悪」にされてしまうことから、濡れ衣のこと (fromビアンカことわざ大辞典)。

面白すぎ。

これはこれでええやんと思うんですが、通常国語のテストに出るのは「蛇の道は蛇」の方です。
意味はこちら参照⇒goo辞書

おそらく「邪の道」というところが「邪道」に通じることから、なんとなくありそうな諺に思えて使ってしまうのではないでしょうか。

よく分からない諺はとりあえず使わない方が無難です。

「邪の道は蛇」を知る為のgoogle検索。
(本日現在36件)

2004年08月12日

「釈迦に説教」

たくさんの人がお釈迦様にお説教をしているようですが、正しくは「釈迦に説法」です。

釈迦に仏の教えを説くということから、知り尽くしている人に対して教えを説く愚かさのたとえ(⇒yahoo辞書)。

「説教」という言葉にも「宗教の教えを説き聞かせる」という意味はあるので「釈迦に説教」でも間違いではないのかもしれませんが、ことわざ(成句)としてすでにあるものを敢えて言い換えて使うだけのメリットがあるとは思えません。
どうしても使いたいという人はお好みでどうぞ。

「釈迦に説法」本日現在約8,880件
「釈迦に説教」本日現在約157件

2004年08月16日

「とりあいず」

おそらく「とりあえず(取り敢えず)」のつもりのfaint memory。

同一ページ内に「とりあえず」と「とりあいず」の両方が出てくる頻度がとても高いので、数的には単純な打ち込みミス(ならびに確認の怠り)である場合がほとんどなのだと思いますが、なかには「とりあいず」のみが複数回登場するサイトもあり、「とりあいず」と覚えてしまった人(思い込んでいる人)も実際に存在すると考えられます。

「とりあいず」を知る為のgoogle検索。

とりあえず一日も早く本人がこの誤りに気付いて修正できるよう願っています。

2004年08月19日

「ちゃちを入れる」

それを言うなら「ちゃちゃ(茶茶)を入れる」だよね。

と、ちゃちゃを入れてみました。


【参考】
ちゃち:安っぽいさま
ちゃちゃ:ひやかし気味の冗談。じゃま。
ちゃちゃを入れる:じゃまをする。水をさす。(いずれもgoo辞書)

「ちゃちを入れる」を知る為のgoogle検索。

2004年08月21日

「幼時虐待」

言葉として別に間違ってはいませんが、書いた人の多くはおそらく「幼児虐待」のつもりだったのではないでしょうか。

「幼時虐待」を知る為のgoogle検索。

どっちにしても「用事虐待」はないと思います。

2004年08月26日

「自動虐待」

「児童虐待」の単純な変換ミス。
幼時虐待」などと比べたらこちらの方がずっと気がつきやすいと思うのですが、意外な数の多さにちょっと驚きです(本日現在127件)。

変換ミスによってまったく意味をなさない四文字熟語になっていますが、「自動虐待」⇒「何も手をかけずに結果として虐待している状態」ととらえると、近頃よくニュースになる「育児放棄(ネグレクト)」を想起させる言葉としてなんだか笑えなくなります。

「自動虐待」を知る為のgoogle検索。

ちなみに「ネグレクト」を縮めた「ネグる」という言い方がすでに国語辞典に載っているのを知り驚きました。

「ネグる」:無視する。おろそかにする。「表の作成はネグってしまおう」。
「ネグレクト(neglect)」を略して動詞化した語。(明鏡国語辞典)

2004年08月28日

「屈折○年」

やっぱり長いあいだ辛い思いを重ねると少なからず人の心は歪んで(屈折して)しまうものなのかと、妙に教訓じみたものを勝手に受け取ってしまいそうになる「苦節○年」のfaint memory。

「屈折○年」を知る為のYAHOO!検索。(本日現在11件)

屈折10年」(14件)
屈折ウン年」(6件)

2004年08月29日

「不眠不急」

急いでるんだかいないんだかよく分からない「不眠不休」のfaint memory。
「不要不急」なんていう言葉もあるのでそのへんとゴッチャになってるのかもしれません。

「不眠不急」を知る為のYAHOO!検索。

眠らず急がずって一番キツイような気がする・・・

「無罪方面」

「無罪放免」の誤変換。

「彼のやったことに関しては取り敢えず今回は無罪方面で(無罪にするという方向で)処理ってことでよろしいですかね?」みたいな使い方も近頃では実際なくはないんでしょうけれど、おそらくほとんどの人は普通に「無罪放免」と書きたかったのだと思います(本日現在141件)。

「無罪方面」を知る為のgoogle検索。

2004年09月03日

「荒唐無形」

「荒唐無稽」(言動に根拠がなく、現実味のないこと。また、そのさま。【yahoo!辞書】)
のfaint memory。

私自身、ペンで紙に書いてみろと言われたら書けません(もしかしたらこれまで一度も「稽」の字を実際に紙に書いたこともないかもしれません)。

でも「荒唐無形」という文字列を見て、これは違うだろうということぐらいはだいたい分かります。
私の場合、「滑稽(こっけい)」の稽の字と同じというふうに憶えておりました(いずれにしても書けませんが)。

文字通り日常会話の中ではあまり使われない、今一つ「現実味のない」言葉のような気がします。

「荒唐無形」を知る為のgoogle検索。
(本日現在の実質件数21件)

「こうとうむけい」と聞いて思い浮かべる漠然としたイメージと「無形(形がない)」という言葉はなんだかとても結びつきやすい感じがするし、そういう意味では目にする機会が増えていく誤字表現なのかもしれません。


ちなみにパロディやジョークで「口頭無形」とか書いてる人はたくさんいます。

2004年09月06日

「半旗を翻す」

「反旗を翻す(謀反を起こす。反逆する。)」のfaint memory。

「半旗」は翻すものではなく掲げるもの。弔意を表すために、国旗などを旗ざおの先から三分の一ほど下げて掲げることです。
用例:米国で発生した同時多発テロの犠牲者を悼み、在日米国大使館でも半旗が掲げられた。

「半旗を翻す」を知る為のYAHOO!検索

検索結果の中には、本来「半旗を掲げる」とするべきところを「半旗を翻す」としている、明らかに変換ミスではなくそう覚えてしまっている例も含まれています。

2004年09月07日

「サブミリナル効果」

「サブリミナル(subliminal)効果」のfaint memory。

こういう、普段は使われないけどなんとなく意味は知ってるという程度の英単語は間違いやすいですね。
読む方も注意していないと気がつかずに素通りしてしまいそうです。

「サブミリナル効果」を体験する為のgoogle検索。


今でも時々テレビ番組やCMの冒頭などに一瞬サブリミナル効果を狙ったとされる映像が挿入されているとかいないとか騒がれて実際に放送がとりやめになったりする例もあるみたいですが、ああいうのって本当に有効なものなのか、ちょっと気になります。

2004年09月09日

「激的な出会い」

これが二人の激的な出会いであった・・・。

とか書いてあるとつい見逃してしまいそうですが、正しくは「劇的な出会い」です。

“激しい出会い”も捨てがたいですが、やっぱり出会いはドラマチック)に限ります。

それでも「激的な出会い」をする為のgoogle検索はコチラ


そして時は流れて一度別れた二人は再び出会うことになるのですが(なんじゃそりゃとか言わないで)、今度は「劇的な再開」を果たしてしまう人達が後を絶ちません。

言うまでもなく正しくは「劇的な再会」です。


最後に、くれぐれも「的な再」なんかすることのないようお気をつけ下さい。おしまい。

2004年09月10日

「口はぼったい」

「口はばったい(口幅ったい)」のfaint memory。

意味:身の程をわきまえない、生意気な口のきき方をするさま。
用例:口はばったいようですが、一言いわせて下さい!

私自身言い間違えたことはありませんが(そもそも日常生活で使った記憶がありません)、実はつい最近までその語感から「やぼったい」というようなニュアンスの言葉だと思い込んでおりました。

口はばったい」と「口はぼったい」両方の検索結果の内容をよく読んでみると、私と同様に「やぼったい」、「まどろっこしい」、そして「気が引ける」などの意味合いで使っていると思われるものが少なからず見られ、その分だけ少しほっとしました。


「口」関連の言い間違い、覚え違いをあと二つ。

■「口がさない」

正しくは「口さがない」。
そもそも「口さがない」なんていう、私にとっては非日常的な言葉を実際に文章の中で使っている人がとても多い事に正直驚きました(本日現在約1780件)。

意味:口うるさい。つつしみがないさま。
用例:口さがない連中の心ない陰口。

「口がさない」の検索結果(by google)。

■「口もごる」

「口ごもる(口籠る)」のつもり。
さすがに数は少ないですが、タイプミスなのかこういう言い方だと思っているのかは判別不能。
こっち(口もごる)の方が言いやすいっちゃ言いやすいかもしれません。

「口もごる」の検索結果(by google)。

2004年09月14日

「友人飛行」

こりゃいくらなんでもわざとだろう。
そう思ってカテゴリーの「誤楽変換」に入れるつもりで検索してみたら、意外にも検索結果の殆どが素で間違っていたのでちょっとびっくり。

間違っていたとは言っても単純な変換ミスであるのに違いなく、何故ただ一度でいいから自分の書いた文章を読み返さないのかと、いつもながら不思議に思うのでした。

ちなみに全件数のうち、間違いの指摘を含むものが1件。コーナータイトルに洒落でつけていたのが1件ありました。

「友人飛行」を知る為のgoogle検索。


あっ、一応正しくは「有人飛行」です。

2004年09月16日

「いつまのにか」

そういう訳で「いつまのにか」です。

なんの話かって「いつの間にか」を「いつまのにか」と書いちゃってる人が少なからずいて驚きました。

わざわざ書くのもなんだかですが、二つに分けたら「いつの」と「間にか」。
そう考えたらなかなかできないシャッフルです。

言葉を意味でとらえずひとかたまりの曖昧な音としてとらえてあとから意味づけしているという事がよく分かる典型です。

実際、単純なタイプミスなのかどうかは書いた本人にしか分かりませんが、それならそれで取り敢えず読み返そうよと思うのでした。

「いつまのにか」を知る為のgoogle検索。

2004年09月18日

「車○台に分譲し」

売っちゃうのかよ!!!

どう見たってただの凡ミスですけど面白いので即採用。

車○台を分譲しているgoogle検索。


当然検索結果の右側に表示されるgoogleのアドワーズ広告は分譲マンションや物件探しの広告だったりするわけで。

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