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faint memory 02 アーカイブ

2004年04月26日

「これを期に」

「これを機に」の誤り。
例.これを機にタバコをやめる決心をした。

【期】を使っている人がものすごく多いですが、【期】は時期を意味し【機】はきっかけを意味する言葉なので「これを機に」が正解。

「これを期に」約12,700件
「これを機に」約97,000件


以下追記。

【期】はまだなんとなく分かるのですが、【気】をあてて「これを気に」とやっちゃってる人がとても多いことを最近知りました。

単なる変換ミスでしょうけど、それにしてももう少し漢字そのものの意味と自分が言いたいこととの整合性についてちょっとは気にならないものなのでしょうか。不思議です。

「これを気に」を知る為のgoogle検索。

2004年04月28日

「~すること必死」

「必死だな・・・」
匿名掲示板上で論争が起こった時、熱くなった相手に対して投げかけられる冷ややかな一言。
これは「必死」の正しい使用法。

でも「すること必死」のようにして使うとそれはちょっと違うかも・・・。

正しくは「すること必至」
【必至】必ずそうなること
【必死】全力を尽くすこと

「すること必死」を知る為のgoogle検索

「この後に及んで」

「この期に及んで」のfaint memory。

「この期に及んで帰りたいとは何事だ!」などのように言いますが、「後」を当てるといったいいつ帰りたいと言ってるんだかよく分からない文章になるので気をつけましょう。

「この後に及んで」を知る為のgoogle検索
読みが一緒なのでたくさん使われてます。

「この場に及んで」も思った以上にたくさんあり。
こちらの方が現代的には却ってイメージが伝わりやすいのか。

2004年04月30日

「類は類を呼ぶ」

「類は友を呼ぶ」の“別表現”。

この言葉をネット上で見かけるたびに昔流行った「ルイルイ」という曲を思い出すのは私だけでしょうか、とかいう歳がバレる話はさておき。

すごくたくさんの人が疑いもなくこの言葉を使っていて、中には誤りを指摘されても逆にあなたの方が間違っていると言われたり、「友を呼ぶ」より「類を呼ぶ」の方が自分の気持ちに合っているのだと開き直る人もいたりしてなんだかたいへんです。

こういうことわざの類(たぐい)は一旦間違って覚えてしまうともう自分の中で成句としてできあがってしまい、その為なかなか修正がきかないものになるのかもしれません。

「類は類を呼ぶ」を知る為のgoogle検索

「いきよいよく」

「いきおいよく(勢いよく)」の誤り。

ひらがなで書かれているということでも分かるように、おとなが子供の閲覧用として開設しているサイト内(学習補助や子供向け読み物のサイト)にこの間違いが目立ちました。

対象年齢にあわせてひらがなを多用した文章である為チェックが隅々まで至らなかったのだと思いますが、結果国語教育上はあまりよろしくない悪い見本となっています。

ただ、同じ間違いは普通のサイト内にも数多く見られ、若者の日記系サイトは言うに及ばず、オンラインショップも散見され、他人事ながらちょっと大丈夫かなと心配になりました。

「いきよいよく」を知る為のgoogle検索

それにしても件数多すぎです。

2004年05月03日

「法廷速度」

「法定速度」のよくある間違い。

「トロトロと法廷速度で走っている車には、パッシングをしまくり、一斜線だろうがなんだろうが強引に抜かしましょう。」
なんていう文章をどこかのサイトで見かけたりすると、たとえそれが単なる変換ミスであったとしてもかなり間の抜けた文章に見えてしまいます。

運転マナーとかモラルとかを扱うサイトの定番faint memory。

「法廷速度」を知るためのgoogle検索

「趣旨に乗っ取り」

ハイジャックかよ!と突っ込みたい気持ちを抑えつつこれは「趣旨に則り」の誤った書き方です。

「行政改革の趣旨に乗っ取りながら~」とかいう感じでお堅い文章の途中に出てくる事が多く、説得力の著しい低下が懸念されます。

「趣旨に乗っ取り」を知る為のgoogle検索。

2004年05月04日

「誇大評価」

単なるタイプミスでも変換ミスでもなく、(検索にかかった件数中のかなりの人達が)「過大評価(実際よりも高く評価すること)」のつもりで使っていると思われる“造語”。

ただ「過大評価」と同じ意味合いで使っているのだとすれば、「誇大」は「誇大広告」などのように“大げさ”であることを表す言葉なのでやっぱり使い方としてはちょっと変。

「過大評価」の反対の意味の言葉は「過小評価」。
では「誇大評価」の反対の意味の言葉は何?と「誇大評価」を使っている人達にとりあえず聞いてみたいです。

「誇大評価」を知る為のgoogle検索。

「疑心難儀」

近頃よく見かけるなんだか分からない「疑心暗鬼」に似た言葉。

その多くは「疑心暗鬼」と言うよりはむしろ「半信半疑」ぐらいの軽い意味合いで使われているようですが、いずれにしても何故この漢字、この当て字なのかは不明です。なんでやねん。

「疑心難儀」を知る為のgoogle検索。

2004年05月05日

「締め切りまじか」

マジですか?

締め切りがもう近い(ちかい)から「間近」なのに、それをひらがなで書くと「まじか」になる不思議。
実際「締め切りまじか」と「締め切りまぢか」とでは前者の検索結果の方がはるかに多いのです。

「締め切りまじか(←なぜか変換できない)」と悩んだ人達が変換をあきらめそのまま表示するに至った結果なのでしょうか。よく分からんです。

「締め切りまじか」を知る為のgoogle検索。

「憮然としない」

「何だか憮然としない」
「なぜか憮然としない表情」
「ちょっと憮然としないものがあります」
「憮然としない思い」
「何か憮然としない面もちで 」

検索でいっぱい見つかるんですけど、これってみんな「釈然としない」のつもりなんですよね、きっと。

「憮然としない」を知る為のgoogle検索。

「ホローしてくれて」

ある英単語が日本語として定着する際、必ずしもその読み方が一つに統一されるとは限らないということはよく分かります。
でもいくらなんでもこれはないだろうという気がします。
既に「follow=フォロー」として国語辞典にもちゃんと載っていますから。

系統としては「いちよう ← 一応」と同じく「耳から入ってこう覚えちゃいました」のパターンなのだと思われます。

「ホローしてくれて」を知る為のgoogle検索。

「一人で店をきりもみ」

なんだかとても忙しそうなイメージは伝わってくるような気がするのですが、やっぱりこれは「切り盛り」のつもりで書いてるんだろうと思います。

「きりもみ」がもっと分からなくなるgoogle検索
「一人できりもみ」
「店をきりもみ」

「裏を介せば」

おそらく「裏を返せば」の意。

「かえせば」がどこかで「かいせば」に聞こえて、なんだかよく分かんないうちにこうなっちゃったんでしょう、きっと。

「裏を介せば」を知る為のgoogle検索。

2004年05月06日

「社交事例」

本当は「社交辞令」。

物凄い数の人が普通に使ってますけど、辞書を引いても「社交事例」という言葉はありません。

「社交辞令」は、例えば仕事上の付き合いとかで使われる口先だけの儀礼的なお世辞を指してそう言われたりしますが、「辞令」は言葉に対して、「事例」は具体的な実例に対して使われますのでやっぱり「社交事例」だと意味が通りません。

「"社交事例"」約901件
「"社交辞令"」約23500件

違いが分かる?google検索。

2004年05月07日

「二点三点する」

二点三点するストーリーってどんなストーリーなのかがとっても気になる「二転三転」のfaint memory。

「二点三点」を体験する為のgoogle検索。

「名言する」

「私はここに名言する」
「自衛隊を出動させないと名言するべき」

同様の表現をたくさん見かけますが、何かをはっきりと言い切る様子を表すのは「名言」ではなく「明言」です。

名言は するものではなく 吐くものである (←これは名言?)

【参考】 「名言を避ける」

2004年05月08日

「だいだいのこと」

ぱっと見てこれが何の事か分かる人とそうでない人との割合が知りたいです。

私の場合「だいだい」と言ったら「オレンジ」しか頭に浮かびません。
実際は前後の文章からその意味は“大体”分かりましたが、「大体」を「だいだい」と書いている人がたくさんいるのは驚きでした。

「だいだい」を知る為のgoogle検索。
(その1)
(その2)

2004年05月09日

「知る人ど知る」

知る人ぞ知るfaint memory。

(あんまりだ・・・)

「知る人ど知る」を知る為のgoogle検索。

「印篭を渡す」

「引導を渡す」の時代劇ヴァージョン!?

最終的な宣告を下す時におもむろに懐から印篭を取り出して見せるのだから、この表現でも雰囲気は十分伝わってくるような気がします。

「印篭を渡す」を知るためのgoogle検索。

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